ストレンジャー
昔から、子供の頃から、懐かしさと淋しさという感覚が常にあって
いつでも
常にあって
それで、空を見ていた
空を見ているといつも涙がでて
懐かしかった
今私はここに生きていて
ここにいながらここのわたしと、全体のわたしがいる感覚を、
みんなそうだと思っていたけどちがうとか、
その孤独感を、
その淋しさをもう、
認めようと思った
怖がらず
自由というのは実は、孤独で怖いもので、
その向こうにあるもののほうへいくことは、
自分が消えることではない
常にセンターとか、ここ、ここに、このわたしの奥の奥にスペースはあり、
わたしはそれを、
信頼するしかない
わたしのそのスペース
わたしのそのスペース