つづき
つづき
そして、ああ!!!とわかったことがあって、すごく衝撃だった。
あーもーいい!から考え出して、
私なんでアラーキーと陽子さんとか、ジョンとヨーコとかにすごく憧れてるのかな?と思って、
そしたらうちの親がなんで結婚したんですか?っていう、仲が良いとか悪いとかですらないレベルの人たちで、私は幼い頃からなんで結婚したの?ってずっと思ってて、
それで、男女がうまくいくわけない、結婚なんてうまくいくわけない、と、自分でも気付かないくらいナチュラルに思い込んでいた、その考え方を今まで採用していたんだ、と知って衝撃だった。
ぜんぜん気づいてなかった。
結婚とか子育てってひとりぼっちで淋しくて不幸なものだって、母を見て思い込んでた。
そして、最愛の人に出会うことに憧れながらも、そんなことありえないと思っているから、憧れながらも苦しく、さらに、最愛の人に出会ってしまったら別れはどんなに辛いだろう、そんなの嫌だ!とも思っていたという、
失うくらいならなにもなくていい、ひとりでいい、という思い、
これは本当にわたしの考えなんだろうか?これは母の思いだったんじゃないかという気もする。
いっしょくたになってたのかもしれない。
とにかく、愛を求めながらも愛を恐れるということをずっとしてきたんだな・・・と思った。
それに気づいたとき、そうかぁ、と思った。
そうだったのか、と思った。